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ポリメタル、ロシア事業の売却を検討

Jun 27, 2023

[5日 ロイター] - 金銀生産会社ポリメタル・インターナショナル(POLYP.L)はロシア事業の売却を検討しており、米国による制裁発動を受けて上級管理職らがロシア関連の職務から辞任していると同社が月曜日に発表した。

米政府は先月、ロシアのウクライナ侵略を罰することを目的として、ポリメタルのロシア事業とロシア最大の金生産会社であるポリウス(PLZL.MM)を最新の制裁対象リストに加えた。

ポリメタル・インターナショナルは声明で「最近の動向を踏まえ、また株主価値を維持するという観点から、取締役会と特別委員会はJSCポリメタルとその子会社の売却に利用可能なあらゆる選択肢を検討することを決定した」と述べた。

JSCポリメタルはグループのロシア資産の持株会社で、2022年のグループ収益の約3分の2を占めた。

ポリメタルは「最高経営責任者のヴィタリー・ネシス氏と最高財務責任者のマキシム・ナジモク氏は、JSCポリメタルおよびその子会社のすべての幹部職を辞任し、雇用を終了した」と発表した。

ネーシスとナジモクはポリメタル・インターナショナルでの地位を維持し、引き続きカザフスタン資産に注力するほか、本拠地をジャージーからカザフスタンに移し、主要上場先をロンドンからアスタナに移す計画もある。

ポリメタルは、制裁遵守を確実にするためにロシア子会社を囲い込んでいると述べた。

同社は「(ポリメタル・インターナショナル)とそのロシア以外の子会社、およびJSCポリメタルとその子会社との間のすべてのサービス契約は終了した」と述べた。

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